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東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 病理学講座 分子病理学分野

研究室の沿革

当研究室は100年以上の長い歴史を誇る教室です。初代山極勝三郎先生は、市川氏と共に兎の耳に人工タール癌形成に世界に先駆けて成功し、日本の癌研究の先駆けとなりました。その後も多くの先駆的な研究が行われ、日本の病理学の創成期から感染症、脚気、癌等の世界をリードする実験的研究が展開されてきました。さらに明治、大正、昭和の激動の歴史の中で、原子爆弾症、黄変米と肝臓の病理学的研究等について取り組まれ、日本の社会に大きな貢献をしてきました。














初代教授 山極勝三郎先生

教室の歴史と歴代教授

1887年(明治20年) 三浦守治教授、病理学および病理解剖学講義を担当する。病理学教室創立の日とされる。
1894年(明治27年) 病理学第二講座が開設され、山極勝三郎教授、初代病理学第二講座を担任される。
1911年(明治44年) 長与又郎教授、病理学第二講座を担任される。
1935年(昭和10年) 三田村篤史郎教授、病理学第二講座を担任される。
1947年(昭和22年) 三宅仁教授、病理学第二講座を担任される。
1968年(昭和43年) 島峰徹郎教授、病理学第二講座を担任される。
1983年(昭和58年) 浦野順文教授、病理学第二講座を担任される。
1989年(平成元年) 石川隆俊教授、病理学第二講座を担任される。
1995年(平成7年) 大学院講座制への移行に伴い、第三基礎医学病理学第二講座から病因・病理学専攻分子病理学分野に改組される。
2000年(平成12年) 宮園浩平教授、分子病理学分野を担任される。
2022年(令和4年) 山田泰広が分子病理学分野に着任する。

 

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